那須川天心、世界4位に圧勝!次戦地域タイトル挑戦か。5戦目の展望予想

ボクシング
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ボクシング転向4戦目、WBA世界バンタム級7位の那須川天心が、WBA同級4位のロドリゲスと対戦。初の上位ランカーとの対戦だったが、結果は3RTKO勝ちでデビュー4連勝を飾った。

ロドリゲス戦での結果を受けて、次戦はWBOアジアパシフィックを筆頭候補とし、地域タイトルへの初挑戦も有力視されている。

今回は現時点(2024年7月21日時点)で考えられる、那須川天心のボクシング5戦目の展望を予想する。

※一部ファンの間で5戦目は世界戦では?という声がある。しかし、日本において世界戦をするには、地域タイトル(日本タイトル・OPBF・WBOアジア)を獲得。もしくは、指名挑戦者になるしかない。したがって天心は現時点で、世界挑戦の資格がないのである。

那須川天心5戦目の展望

結論、OPBF王者である栗原慶太との対戦、もしくは空位のWBOアジアを獲りにいく可能性が高いと考える。

現OPBF王者、栗原慶太との対戦

引用 : 「Treasure Boxing Promotion」YouTube ch / 【ダイレクトリマッチ 敵地フィリピンでベルト奪還】栗原慶太 VS フローイラン サルダール KEITA KURIHARA VS FROILAN SALUDAR FIGHT Highlight

天心の5戦目の相手として最も待望の声が上がってるのは栗原慶太ではないか。

以下、栗原の簡単なプロフィールを記載する。

栗原 慶太 / プロ戦績 : 27戦18勝(16KO)8敗1分

現OPBF東洋太平洋バンタム級王者・ 現IBFアジアバンタム級王者

2024年1月26日「TREASURE BOXING PROMOTION 5」にて、OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチおよび、IBFアジアバンタム級王座決定戦としてOPBF東洋太平洋バンタム級王者のフローイラン・サルダールとダイレクトリマッチで再戦。見事8RでのKO勝ちを収め、4度目のOPBF王座戴冠とIBFアジア王座戴冠に成功する。

天心としても、栗原が所持するタイトルを奪取し世界戦に繋げる。

栗原も、那須川天心というネームバリューをもつ選手との試合は、自身の注目度を上げる + 未だ発展途上の天心を、発展途上の間に先に叩く、という点も含め、両者にとって利があるマッチメイクになると考える。

引用 : 「Treasure Boxing Promotion」YouTube ch/ 【裏話】那須川天心vs栗原慶太 なぜ実現しないのか!?

Treasure Boxing Promotionの伊藤代表によると、栗原慶太vs那須川天心に関して、対戦の機運が高まり実現寸前まで至ったことがあると上記動画で説明している。(2024年5月に投稿された動画)

動画内で伊藤代表は、栗原vs天心が組まれない背景として「想像以上に那須川天心に対する周りの期待が高い」ことが原因と語っている。

那須川天心という存在を、確実にボクシングのスター選手にすることを課せられた大人たちからすれば、キャリア5戦に満たない選手が栗原に挑むのはリスクが高いという考えがあるそうだ。それでも、伊藤代表は動画内で栗原と天心はやると述べている。

伊藤代表の動画が投稿されたのは2024年の5月で、そこから2ヶ月後に天心はロドリゲスに完勝した。これから5戦目に向かう中、少なくともSNSを見る限り栗原vs天心を求める声はかなり上がっており、ファン目線で見れば、5戦目にしてvs栗原は妥当ではないだろうか。

空位のWBOアジアパシフィック王座

現在天心は、WBOアジア・パシフィック1位に君臨している。加えて、WBOアジアパシフィックバンタム級のベルトは、2024年5月時点で新たにIBF世界バンタム級王者となった西田凌佑が返上しており、空位の状態だ。

その為、現在空位となっている同階級のベルトに天心陣営が照準を絞ってくる可能性は高いのではないか。

個人的にはvs栗原が1番見たい。

本記事で言及したvs栗原、WBOアジアパシフィック以外だと、日本バンタム王者である増田陸という線もあるが、増田が天心と同門の帝拳の為ほぼ可能性は0。

個人的願望としては、栗原慶太vs那須川天心が見たい。

もっというと、天心にはもっと日本人選手とのマッチメイクが見たい。バンタム級世界主要4団体(WBA・WBC・IBF・WBO)のベルトは日本人が全て独占していることも含め、軽量級の主役たちは日本人が占めている。

今後、多くの実力者がひしめく日本人の選手たちと那須川天心のマッチメイクが見れれば嬉しく思う。

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